Jumpei Yamada
山田 純平 教授

プロフィール

学位経済学修士

最終学歴東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学

専門分野財務会計

主要研究テーマ企業再編会計、負債と持分の識別問題

主要担当科目

財務会計論、アカウンティング入門、国際会計論

所属学会・役職

日本会計研究学会、国際会計研究学会、日本簿記学会

主要な研究業績
  • 著書 単著
    『資本会計の基礎概念』中央経済社、2012年3月
  • 著書 共著
    『はじめて出会う会計学』有斐閣、2009年4月
ゼミナール紹介
演習のテーマ

グローバル企業の分析と国際会計

演習の内容

 本演習では、決算書を通じてグローバル企業の経営分析を行い、さらに会計基準の国際的な動向について学びます。その過程で、企業会計についての基礎事項について習得することになります。

 グローバル企業の経営分析では、海外企業の決算書を分析し、それをもとに、どのような経営戦略をとっているかについて検討します。さらには、将来を予測して、企業価値の算定まで行う予定です。まずは、企業分析や企業価値評価について説明した本を読んだ後、各自が海外企業を分析し、その結果を報告してもらいます。
 
 国際会計の分野では、ルールが国際的に収斂する一方で、各国でそのルールがバラバラに適用される傾向にあります。そこで、企業会計のルール全般を学べる教科書を題材とし て、国際的なルールの動向を学んだうえで、各国でそのルールがどのように適用されているかについて検討することを目標とします。

 その他に、例年は他大学との研究報告会で報告をしてもらっています。共同で報告する作業を行うとともに、大人数の前で報告し質疑応答ができることを目的としています。3年秋学期に留学に行く学生については、研究会での報告は免除します。

 最後に、これらの勉強の総仕上げとして、卒業論文を執筆することになります。1年間かけて論文を執筆することにより、論理的な思考力が鍛えられるので、卒業論文を執筆することを望みます。

 会計士や税理士などの資格試験を勉強している人には、主としてOBやOGのなかから、試験に合格し、実務で働いている人を紹介して話を聞くようにしてもらいます。

学生によるゼミナール紹介